郷中教育

年初からNHK大河ドラマで始まった「西郷どん」(セゴドン)の影響で書店やTV等で西郷隆盛を

取り上げているのをよく目にする。

月刊「文芸春秋」でも彼をテーマにした連載小説が掲載されていて、面白く読まして頂いた。

ところで、この”西郷どん”を輩出した島津藩独特の教育方法というのを最近知った。

それは「郷中教育」というもので、簡単に言えば同じ町内の年上・年長が後輩・年下を教育・

指導するものだそうです。これは学校で現在行われている、教師が多くの生徒を前にして、

一律に一方的に話して教える方法と違い、近所の良く知った先輩が年下の子供へそれぞれ個別に

指導するものらしい。これは教える方も創意工夫しないと年下の理解を得られないし、

教えることが如何に難しいか?を経験することで教育になる。

又、単なる知識を覚えるのと異なり、如何に人同士のコミュニケーションをするかが、

基本となっており、教える側も教えられる側もそのコミュニケーション能力を育てられる。

その教育方法が西郷をはじめ薩摩出身の明治偉人を生んだ原動力ではないか?と言われている。

確かに、現代の教育は知識レベルは非常に高く、又PCがあれば知識はいくらでも得られる。

PCを駆使して現代っ子はSNSを介してのやり取りは上手でも、対面での会話やコミュニケーションが

著しく劣るのをよく見かけるが、そのような人達がもう既に多く社会人として組織に多くいることで

組織を運営する過程で、職場がギクシャクしたりトラブルが発生するのを良く耳にする。

現在行われている教育方法を変えていく時期に来ているのか?と考えたりする。



[PR]
by sun-logi | 2018-01-25 13:51 | 社会一般 | Comments(0)