2013年 02月 01日
私を悩ます問題!
私はサラリーマンを辞めて父の跡をついでこの運送業界に入り、色々苦しみ勉強して
きた。田舎のこの運送業界では、私のサラリーマン経験では考えられない事情・常識
が存在し随分苦しみ、苦しめられてきた。でもそれは私の”天命・運命”と諦めて、
改善すべき課題に精一杯取り組んだ心算です。しかし、残念ながらそれが周りの人に
理解してもらえなかった、当然私の努力不足もありますが地域性もあるとおもいます。
これまで問題から逃げることは、”潔し”としないと思い努力した心算ですが、
やはり”物には限界がある”ようです。・・・と言いますのも、私が勤める業界団体
「三重県トラック事業厚生年金基金」の問題です。私はここの副理事長から理事長と
10年以上携わっています、過去には300億円の資産があり運営されていたものが
昨年3月末現在174億円の資産にまで減額し加入事業所179社加入員数
5500弱となっております。しかも、この基金は繰越不足金43億円にも登り
「指定基金」として国の指導を受けざる得ない状態である。
私はこれまでこの組織の改善・改革に一生懸命努力しましたが、力足りず
会員事業所からは罵られ、又国との年初の話し合いでは激論し大きな声を張り
上げたりもした。しかし、所詮は国の指導に従わなくてはならないそんな立場で
あることには間違いない。我々の年金基金組織は、国がそれを民間業界団体に
広めてきたもので多くの問題点があり、制度は国が”雁字搦め”に
しており”身動きが取れない”のが実情である。
それを政治は「政争の具」にし、自民党も民主党も改革改善をする努力を怠り、
これまで無責任に先送りしてきた結果が今までに来ている。
昨年末から今まで、世論は「安倍のミックス」で浮かれて、円安株高を喜んでいるが
この時期にこそ年金問題の前進に努力する時期だと考え、思い悩んでいます。
by sun-logi
| 2013-02-01 10:21
| 運送業界